Themeメディカルダイエット外来・肥満外来(一部保険適応)
特徴Feature
肥満症のリスク
肥満症とはBMI(体重kg÷身長m2)が25以上を差します。肥満症は容姿の問題も勿論大切ですが、それ以外に糖尿病や高血圧といった合併症が高まります。
また、変形性膝関節症などの運動機能障害に加え、大腸がん、膵がん、子宮内膜がんなどの発症リスクが高まると報告されました。
Kyrgiou M, et al. BMJ. 2017;356:j477.
当院のメディカル・ダイエット外来
ダイエットには、食事療法や運動療法が重要になってきますが、社会生活を送る上で理想的に継続するのが困難な現実もあります。そこで、無理せず継続するために、サポートして抗肥満薬を用いることがあります。当外来では、一人一人にあった抗肥満薬を用いることで、無理のないダイエットを可能にします。また整形外科と連携をはかり、運動療法のレクチャーや、膝痛などの疼痛緩和も提案させていただきます。
抗肥満薬とは
抗肥満薬には大きくわけて、
①食欲を制限する薬、②糖や脂質の吸収を抑え排出する薬、③新陳代謝をあげる薬、
と3つに分類されます。肥満症の原因や程度、目標値は一人一人によって異なりますので、問診、検査を行いご本人と相談した上で用いる薬を決定していきます。
ダイエット・肥満外来の流れ
初診時に問診に加え、採血などの検査を行わせていただきます。 その後、一人一人にあったダイエット治療法を提示し、十分理解いただいた上で開始となります。 基本自費診療になりますが、検査結果や持病や薬によっては保険適応になることもあります。詳しくは担当医にご相談ください。